(NETIS登録:CG-060016-A)
環境調和型の加圧流動床方式石炭火力発電所か発生するPFBC灰(Coal ash by the system of Pressurized Fluidized Bed Combustion)は、中国地方から年間役10万トンの排出量があり、地域的なリサイクルシステムの確立が求められています。強度および、品質において高い性能が要求されるプレストレストコンクリート製品に、PFBC灰ををコンクリート混和材またはセメント置換材としたコンクリート(EA-CRETE)を活用する技術です。EA-CRETEは通常のコンクリートと同等以上の性能を有していることが検証されています。
- パンフレットダウンロード (313KB)
- 実績表 (22KB)
2005年 |
中国建設弘済会 |
加圧流動床石炭灰混入により高性能化したPC桁の実用化研究 |
島根県西部にかけて広がる石州かわら産地は、全国第2位の粘度かわら産地です。近年、かわら製造工場からの不良品や家屋解体によるかわら廃材は、埋立による廃棄処分が困難になってきており、地域的なリサイクルシステムの確立が求められていました。
KCクリートはその「廃かわら」を骨材とし、産業副産物も活用してつくられた高強度コンクリートです。
- パンフレットダウンロード (164KB)
- 実績表 (7KB)
2007年 |
建設技術開発交流会 |
KCクリートの開発とKCプレキャスト地覆の施工報告 |
プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム |
廃瓦を活用したコンクリート(KCクリート)の開発 |
土木学会年次学術講演会 |
土木学会中国支部研究発表会 |
廃瓦コンクリートの配合設計に関する基礎的研究 |
2006年 |
土木学会年次学術講演会 |
漁港における水域は、漁船の係留泊地としての利用はもとより、荷捌き施設で使用する洗浄水や活魚への海水供給の場としての利用並びに蓄養・中間育成の場といった多用途に利用されています。しかし、安全性の確保や利便性の向上を計るための外郭施設が整備されるに伴い、多くの漁港では外海との海水交換が少なく海水の流動性が小さくなっているのが現状です。
防波・消波機能及び水質改善機能を有した「海水交換促進型防波堤」は、異吃水2重壁式防波堤を原型として開発されたもので、遊水室内のピストンモードの波動運動を原動力として前面壁下部付近に強い渦流れを発生させ、波動運動から渦流れへとエネルギー変換を行うと同時に、遊水室内に設けた水平版による渦流れの制御により、堤体下部の通水孔を介して港内水を港外へ排水する機能(平均流の生成)を有しています。
- パンフレットダウンロード (1,584KB)